組合概況

沖永良部与論地区広域事務組合消防本部の位置と地勢

  本地区は、鹿児島市から南南西537kmの洋上に浮かぶ沖永良部島と、さらに46㎞南南西にある与論島の2つの島からなっており、奄美群島内でも沖縄に近い位置にあり、琉球文化との接点地として民俗、習慣、芸能などが多く残されている。
 両島とも比較的平坦地が多く耕地に恵まれており、おもな産業は、農業と観光である。温暖な気候に恵まれ四季を通じハイビスカスやブーゲンビリアなどの熱帯、亜熱帯の花々咲き花卉類などの栽培が盛んに行われている。島の周辺は、1年を通してダイビングができるため、多くのダイバーが訪れている。近年では、春のギンガメアジトルネード、冬にはザトウクジラなどダイビングスポットとしても注目されている。また、鍾乳洞が有名で沖永良部島の地下には大小さまざまな鍾乳洞があり、その鍾乳洞を探検するケイビングツアーはとても人気となっている。
 40㎞以上も離れた沖永良部島と与論島は以前から生活形態や方言が類似しており、両島民の交流も多い。近年、壮年団、婦人会、老人クラブ青少年団のスポーツクラブ活動等の交流も多く、両島民はいたってその親交が深い。

面積および人口

区 分 和 泊 町 知 名 町 与 論 町
面積㎢
(平成27年 国勢調査)
40.4 53.3 20.6
平成27年
国勢調査人口
6,783
6,213 5,186
令和2年4月1日
住民人口
6,384 5,787 5,179